Costa del Sol   / コスタデルソル概況



マラガ 
人口555,000人。フェニキア人によってたてられ、その後、カルタゴ、ローマ、西ゴート、アラブと次々に支配者がおびただしく変り、その名残りが現在の国際都市マラガのはしばしにうかがえます。漁村のおもかげは、わずかにエル・パロ地区の片隅に見られる程度です。アラメダ通りで貸し馬車に乗ったり、大通りや公園の種々の熱帯桶物を眺めるのも手軽な気晴らしになります。みどころは、アルカサバ(城塞)、カテドラル、ヒブラルファロ城など。県立美術館には、マラガ生れの巨匠ピカソの作品があり、また、その近く(Plaza de la Merced)にはピ力ソの生家が残っています。











フリヒリアーナ


マルベーヤ 
人口81,000人。マラガから56キロ。古い町ですが、今日では高級リゾート地として脚光を浴びています。ここの大きいホテルは、広い敷地内に、プール、ゴルフ場をはじめ各種スポーツ施設、コテージ、分譲別荘、ショッピング・センターなどもある総合レジャーランドを形成しています。サウジの王様の別荘があることでも有名。長期滞在何きの豊かな気分にひたれるところです。カジノは、マリン・スポーツのメッカ、バヌース港(Puerto Banus)のヌエバ・アンダルシア・コンプレックス(Complejo Nueva Andalucia)にあります。





エステポナ 
人口35,000人。マルべ一ヤから25キロ。マラガから80キロ。漁港とヨット・ハーバーと海水浴場がほどよく同居している町です。

トレモリノス  人口28,000人。マラガから12キロ。国際空松から7キロ。リゾート他としてのコスタ・デル・ソルの中心は、なんといってもここトレモリノス界隈で、ホテルの数も多く、真夏のバケーション・シーズンには、外国の避暑客が殺到し、国際色豊かな町に変貌します。サン・ミゲル通り近辺が昔からの古い部分ですが、今ではブティック、レストラン、タブラオ、ディスコなどが並ぶ一番賑やかな場所になっています。ここにはコスタ・デル・ソルが誇る国立国際会議場があり、最新の設備は、同地の快適な気候とあいまって会議出席者には好評です。

ミハス  人口34,600人。マラガから31キロ。ミハス山脈の山麓にあるすばらしい町です。「アンダルシアのエッセンス」と呼ばれる町だけあって、スペイン南部の民家の特徴である白壁に格子の窓、咲きみだれる花々と狭い路地は旅人を魅惑するに充分でしょう。みどころは四角い闘牛場とほこらの中にある礼拝堂(Ermita del Puerto)。そしてロバのタクシーはここの名物になっています。


ネルハ 
人口13,600人。マラガから東51キロ。このあたりは山が海岸近くまでせまっているため岩場が多いところです。「ヨーロッパのバルコニー」(Balcon de Europa)と呼ばれる、海に突出した岬があり、ここからの海と山の展望はすばらしいものです。近くには、ネルハの洞窟(Cuevas de Nerja)があります。鍾乳洞でもあり、3千年前ここに人が出入りしていた形跡も残っていて、先史時代の遺品を保存する博物館もかねています。鍾乳石が滝をかたどる「滝の間」では毎年夏の舞踊音楽祭が開かれます。




ベナルマデナ 
人口2,000人。トレモリノスから11キロ。内陸に2キロ入った高台にある見晴らしのよいところです。近くには、トレケブラダのゴルフ場やカジノ、ティポリ遊園地がある行動派向きのリゾート地です。ここの港にあるヨットハーバーは、コスタ・デル・ソル最大のもので、全長6mから50mまでの船975隻が収容できます。

ロンダ  人口34,000人。マルべ一ヤから海岸沿いにサン・ベドロ・デ・アルカンタラ(San Pedro de Alcantara)へ行き、ここから43キロ山間部へ入るとロンダへ着きます。鉄道で、マフガから2時間40分。けわしい岩山の上にたち、深い渓谷が町を2つに分断しています。一番深いところで120メートルもあり、その上に石橋がかかっていて、眺めは壮観です。ここの闘牛場はスペイン最古のもので、1785年に造営されました。近代闘牛発祥の地として知られ、偉大な闘牛士ペドロ・ロメロを生んだ町です。

カサーレス  人口3,000人。エステポナから9キロ南下し、さらに内陸へ14キロ、白い家が重なりあうように丘をうめつくし、てっぺんの古城とともに、その情景は南スペイン独特のものです。ここまで足をのばしたことに、必ずや、後悔しないことでしょう。
                                                     (スペイン政観資料参考)


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