『スペイン観光とスペイン情報』   2007 3月

2008年は 「サラゴサ万博」 へ!

2008年6月14日〜9月14日

テーマ: 水と持続可能な開発

4つのサブテーマ:限りある水、生きるための水、水の景観、町を結ぶ水

  マドリッドとバルセロナのまさに中間地点に位置する、アラゴン州の州都サラゴサZaragoza。マドリッド、バルセロナ、バレンシア、セビーヤに次ぐ、スペインで5番目の人口(約65万人)を誇る町です。マドリッドからは高速鉄道AVE(1日約10本運行)で約1時間40分!日帰りも可能です。また、万博会場は駅から約1km、市街地から約2kmと、大変便利な位置にあります。「水と持続可能な開発」をテーマに掲げるサラゴサ万博は、『海洋博』、『科学博』、『花博』ならぬ、『水博』。地球温暖化が問題視されている今、私達人間が生きていく上で必要不可欠なに関してさまざまな展示が行われます。2005年の愛知万博では、そのカラフルな建築で一際目を引いたスペインパビリオン。今回のサラゴサ万博においても、各施設の建築・デザインからも目が離せません。万博会場は、パビリオン等が位置するメイン会場 EXPO会場、川沿いの緑溢れる水の公園、そしてEXPO会場に隣接しホテルが位置するメトロポリタン地区の大きく3つに分けられます。ここで、現段階でのプロジェクトを一部ご紹介します。

万博会場

1.                EXPO会場

・ スペイン関連パビリオン

「水の風景」をテーマにしたスペインパビリオン、「水、文明の源」をテーマにしたアラゴン州パビリオン、そしてそのほかの自治州や企業の展示場となるパビリオンが設けられる。

・ 参加国別パビリオン

日本も参加予定。61,667uに広がる8つのパビリオンに分類:「氷と雪」、「砂漠、オアシスとステップ」、「大草原とサバンナ」、「温帯雨林」、「熱帯雨林」、「高原と山」、「大河川と沖積平野」、「島と海岸」。

・ テーマ別パビリオン

会場の入口ともなる、全長270mの2層階の橋橋パビリオンでは「優れた水資源管理」と題したプロジェクション展示。高さ73mのガラス張りのビル水の塔 は「水の感覚」と題した展示会場。また、河川アクアリウムでは、世界の河(ニール川、アマゾン川、メコン川、ダーリン川、エブロ川等)をイメージし、水の景観をテーマに展示。

・ テーマ別広場

6つのテーマ別広場が設けられる。直径36.7m、高さ10mで一部鏡張りのSED広場や、環境に優しく、低価格なエネルギー開発の仕組みを紹介するオイコス広場など。

・ コングレス会場

自然光をふんだんに取り入れた、敷地面積9,000uの9階建ての建物。メインの会議場には1500席が設けられる。

・ イベント会場

演劇やサーカス、モダンダンスなど、毎日数回、約30分単位でイベントを開催する劇場をはじめ、子供用の催しを行う子供劇場、文化ホール、音楽ホールなどが設けられる予定。


2.                水の公園

現在河沿いに広がる緑地帯の25%はEXPO会場として整備され、残りの75%はサラゴサ市役所が管轄し公園とする。公園の敷地面積は120ha(東京ドーム25個分以上の広さ)。その公園の半分は、エブロ川流域に生殖する自生植物の天然公園とし、清掃・整備等以外は手を加えない予定。残り半分は周囲との景観を整えるため、若干の修復作業を行う。

3.                メトロポリタン地区

万博の運営事務所やホテルが建設される地域。

サラゴサへのアクセス

サラゴサ空港(ZAZ)もあるが、現在運行本数が少ない空港。下記都市からのアクセスが一般的。

マドリッド:鉄道が便利。高速鉄道AVEで1時間40分。www.renfe.es 

バルセロナ:鉄道が便利。特急ALVIAで約3時間(高速鉄道建設中)。 www.renfe.es 

ビルバオ:バスが便利。所要時間約4時間。www.continental-auto.es 

サラゴサ市内観光モデルルート

10:00   ムデハル様式のスダの塔をスタートし、サラゴサ最大の見どころ、ピラール聖堂を見学。塔に登り市街地のパノラマを堪能したら、16〜20世紀の聖具が展示されている博物館へ。

11:45       「ラ・セオ」こと、大聖堂の見学。ムデハル様式の外壁や、ゴシック様式の祭壇飾り、バロック様式の塔、ネオクラシック様式のファサードなど、さまざまな様式が融合している。また、世界でも有数のタペストリー博物館もある。

13:00       ローマ劇場としては最大級といわれるカエサラウグスタ劇場博物館へ。

15:00       昼食・休憩

16:00       自転車をレンタルし、プリモ・デ・リベラ公園をのんびりと散策。

17:30       サラゴサの名所、イスラム教徒が残したアルハフェリア宮へ。ヴェルディの

                  「イル・トロヴァトーレ」にも登場するトロバドールの塔や、かつてのアラゴン王室やカトリック両王の部屋などを見学。

19:00       ルートを締めくくるのは、ゴヤの作品が展示されているアラゴン風ルネッサンス様式の素晴らしい
インファンタのパティオ。

サラゴサ市内観光 そのほかの情報

サラゴサ市観光局 http://turismo.ayto-zaragoza.es    サラゴサ県観光局 http://zaragozaturismo.dpz.es 

サラゴサ・ツーリストバス:市内2ルートに加え、子供用バス(Megabus)や夜間バス(Night-time)なども有。http://www.tuzsa.es/bus_turistico/  

観光タクシー:1時間コース(旧市街地周辺11kmを走行。停車なし。約19ユーロ)

      2時間コース(市内16kmを走行。展望台で1回下車可。約32ユーロ)

サラゴサ・カード:観光施設入場料や観光バス乗車券を含む。一部ホテルやレストランなど割引有。

        24時間券(12ユーロ)〜72時間券(22ユーロ)まで。 www.zaragozacard.com 


《第32回アメリカズカップ バレンシアで開催》

地中海を舞台にヨットマンたちの熱い挑戦が繰り広げられます!

 アメリカズカップのヨーロッパでの開催は152年ぶり。その栄えある2007年の開催場所としてスペインのバレンシアが選ばれました。世界最古の銀杯をめぐり、前回の優勝チームであるスイスのEl Alinghiとの決勝戦(アメリカズカップ)への出場を賭けて11カ国の代表チームが競い合うルイ・ヴィトン・カップ。

 そして、そのルイ・ヴィトン・カップへの出場をかけて、2004年から定期的に予選(ルイ・ヴィトン・アクト)が行われてきました。今年4月から7月上旬には、ルイ・ヴィトン・アクト最終戦、ルイ・ヴィトン・カップ、そして本命アメリカズカップが開催され、バレンシアの熱い夏が始まります。

アメリカズカップ公式ウェブサイト www.americascup.com

スケジュール

見どころ

4/34/6

ルイ・ヴィトン・アクト13(第13戦)

2004年から行われているルイ・ヴィトン・カップの前哨戦。その最後の戦いとなる第13戦は、アメリカズカップに出場をかける全12チームを見る最後のチャンス。

/165/6

ルイ・ヴィトン・カップ

11チームの挑戦艇がベスト4進出を賭け競い合う

5/145/24

ルイ・ヴィトン・カップ(Semi-Final

決勝戦に進出できるのはどのチームに?

6/16/11

ルイ・ヴィトン・カップ(Final

優勝チームはアメリカズカップで防衛艇との対決権を獲得

6/237/4

第32回アメリカズカップ

ついに防衛艇Alinghi登場!銀杯の行方は?

【ツアー情報】 クラブ・ゴレタ(The Club Goleta)は第32回アメリカズカップの公式サプライヤーとして、さまざまなパッケージツアーを提供しています。ツアーの詳細についてはこちらにお問い合わせ下さい。

The Club  Goleta           Tel +34.963.542.100 Fax +34.963.542.119 

E-mail club.goreta@americascup.com

【観戦チケット情報】 アメリカズカップ公式サイトからスペイン語のみで受付。公式サイト左メニュー欄の32nd Americas CupPort Americas CupSpectator Boatsページ中央赤字の「Book via El Corte Ingles」へ。 

 

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アルハンブラ宮殿、修復開始

  アルハンブラ宮殿の「ライオンの中庭」のライオン像の修復工事が始まりました。期間は2009年末までの予定。現在「ライオンの中庭」の見学は可能ですが、噴水部分にはシートが掛けられており、ライオン像の見学はできません。    アルハンブラ宮殿公式ウェブサイト www.alhambra-patronato.es

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《列車名の訂正:マドリッド トレド間の高速鉄道》

2005年12月号で、同区間を運行する列車名を「AVE」とご紹介しましたが、正式名称を「AVANT」(アバント)に訂正しお詫び致します。「AVE」をスペインの高速鉄道の総称として使用しているケースが多いなか、同じ高速鉄道でも長距離高速鉄道「AVE」と中距離高速鉄道「AVANT」では車体等が異なります。


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