2008
●今年のスペインはすごい。 まず、ユーロでスペイン優勝、全仏テニス、ウィンブルドンでスペインのナダル優勝、 ツール・ド・フランスで サストレ総合優勝。
”旅”7月号で、バスク特集掲載されています。フランスとスペインをまたいで バスクは、おいしい、楽しい。。。が サブタイトル。 バスクだけで、ミシュラン 星の数は36とのこと、世界中から熱い視線も頷けますね。特に、スペインの三・セバスチャンは昔から グルメで有名です。この街の子供服は可愛いとの記事もあるようですので 一度目を通してみたいです。
●皇太子さま スペインの古都トレド訪問
世界遺産の街、スペイン・トレド訪問。 トレドは程よい大きさの街で、散策するのには最適の街。路地をそぞろ歩くのが楽しい街と思います。風力発電発電規模が世界三位のスペイン、そこで風車がが立ち並ぶ観光名所も訪問したそうです。
●この秋、スペイン国王夫妻来日予定と 発表
●闘牛のお話
スペイン東部のウエスカで
闘牛士の安全のため、牛の角の先端を丸く削ったのは八百長にあたるとして、罰金を課す判決。 牛と闘牛士が命がけで戦うこと、というわけで、角は牛の最大の武器、それを奪ってはいけないと、いうことでしたー。
京セラ スペイン・クエンカ県で、世界一30メガワットの太陽光発電所を建設。
−数字で見る スペイン社会のの世俗化
・4割以上の結婚が教会に行かずに役場だけで執り行われている。
・未婚の両親から生まれた子は、26%
・結婚した同性愛カップルも3000組を超えたとか。
2007
・スペイン人給与額調査によると、大卒平均年間グロス給与は、29773ユーロ。
・失業率は7.95%
・経済成長見通しは 3.8% 2008年は、3.3%を維持。
・東京都港区の ”港区の大使館から見る世界”には スペインは、このように紹介:
世界で2番目に世界遺産の数が多く、海と大地の食材に恵まれた料理がおいしいグルメの国として旅行者に人気です。 世界一として → ・臓器提供者数 ・日焼け止めクリームの一人当たり消費量 ・オリーブオイルの生産量 ・先月9月のビッグニュース:世界最大規模のセルバンテスブンカセンター東京 オープン! スペイン語教育及びスペイン語圏諸国の文化の普及を目的に、スペイン政府によって設立。東京センターは、麹町・市ヶ谷・四ツ谷・半蔵門駅から徒歩圏内で、世界中にあるセンターの中で最大規模。 ・国家統計局公表: 住民登録データから
スペインの人口 4471万人。内、9.3%が外国人。最も多いのが、モロッコ人56万人、次いでエクアドル人46万人、そしてルーマニア人40万人。 ・スペイン銀行が07年の経済成長率3.7%、08年3.1%と予測。 ・OECDの発表では、2050年にはスペインは、65歳以上の高齢者の占める割合が35.7%、世界第三位の老人大国になると予想。 ・移民が塗り替える宗教地図 随分と様相が変わってきました。イスラム圏からの移民の流入により、信徒数は、既に108万人。 また、プロテスタントもここ10年で80%増加して、150万人に。東方正教が60万人、ユダヤ教が28%の増加で48万人という具合です。 スペイン国内の移民数総数では、303万人。びっくりしたのは中国人が10万人という数字。 ・スペイン中銀によると、銀行への債務は一人平均32767ユーロ、貯蓄は21017ユーロ。 ・EUの名目平均月収: スペインは下から3番目ですが、なんと一位は イギリスで、スペインの約2倍弱。 ドイツをも上回っている。 信じられませ〜ん・・・ ・世界各地の生活比較:主要都市の生活コスト比較調査では、マドリードが26位、バルセロナが31位で共に以前と比較して順位Upしてます。 住宅費(2LDK/月) 交通費(metro) 飲食費 (コーヒー) (定食) マドリード 1400 1.11 2.30 6.17 バルセロナ 1500 1.25 1.88 6.10 |
・スペインを訪れる観光客の数はここ数年延び続けており、2005年は史上最高の観光客数を記録しました。そして昨2006年、その数は2005年をさらに4.5%も上回る5850万人。前年同様、観光客数では世界2位(1位フランス)、また観光収入でも世界2位(1位アメリカ)に位置しています。
デスティネーションの内訳では、人気が高い順に、カタルーニャ州(全体の25.7%)、バレアレス諸島(17.3%)、カナリア諸島(16.4%)、アンダルシア州(14.6%)、バレンシア州(9.6%)、マドリッド州(6.7%)となっています。
・スペイン観光省主催のワークショップ と懇親会に参加。スペインは世界遺産登録数第2位なんですね。(以前一位でしたがイタリアが今一位)
・EU統計局によると、04年の購買力能力から見たスペイン一人当たりGDPがEU平均を上回り、100,7.マドリード、ナバーラ、バスクは125超え。
・スペインの人口は4471万人。9.3%の414万人が外国人で、モロッコ人が56万人、エクアドルが46万人、ルーマニア人が40万人。
・GDPに占める給与の割合、過去最低レベルに。 働けど働けど給与上がらずとは、いずこも 同じか・・・
・対EU売上高三倍と、成長続けるスペイン企業。
・バルセロナで日本語教師の求人がありましたね。また、同じくバルセロナで寿司職人の募集が。 寿司職人は引く手あまたということでしょうか。 一方、コスタデルソルのマルベーリャでは、この夏、NYの雰囲気を備えた創作日本レストランがオープンするそうです。
・住宅価格上昇率が前年より3.7%低い9.1%。1平方メートル当たり平均価格は 1990ユーロ。
・物件情報で大体の物価がわかります。そこで最近の賃貸の様子を見ると、賃貸マンション75u、閑静な住宅地、家具完備、冷暖房完備、2寝室、2浴室、駐車場込、週一回掃除付きで、 月1700ユーロ。
・スペインの失業率は181万人で、8.3%
・世界観光機関の発表によれば、'06年にスペインを訪れた観光客数は、フランスに次いで世界第二位の 5845万人! 観光収入でも、米国に次いで世界第二位!
・'07年夏、バレンシアを舞台に、ヨット競技”アメリカズ・カップ”開催
・'07年東京に、セルバンテス協会が設立
・'08年には、水をテーマとしたサラゴサ万博開催!
・電気料金1月から2.8%値上げ
・中国テキスタイル3社サラ戦略模倣、そのまねされたスペインのファッションブランド サラ(ZARA)既に銀座、六本木ヒルズにも進出しているブランド、世界64カ国に3077店舗、総従業員数62000人、売り上げ35億の企業になりました。
・05年の一般家庭の平均年間ネット所得は、前年比4%増の22418ユーロに。
・研究開発投資・・米国、日本、中国に遅れをとっているEU,中でもEU平均下回るスペイン危惧!
・嬉しいニュース>首絞め強盗、過去5年で90%減少。
・近年スペイン社会において、日本レストランの爆発的増加、漫画・アニメの普及など、小さな日本ブームが続いています。
・国内総生産の成長率が4%に達し、ユーロ圏内の経済大国を凌駕する勢いで伸長
・'06年11月のサラマンカで開かれた ジャパン・ウィークに、日本から総勢1500人参加!して文化交流。
・スペインの最低賃金570ユーロに5%引き上げ。
・住居価格の年間上昇率は、9.8%
・格安航空会社がスペイン市場でシェア広げる。入ってくる乗客の31%獲得。
・国家統計局によると、06年後半のスペイン経済は21世紀になって最高の3.8%
・スペインでは禁煙法が話題になってますね。以前はスペインのタバコは安いし、愛煙家にとってはタバコ天国だったんですが・・・ まあ、アメリカに比べればというところでしょうか。
2006〜
・ダリ回顧展 9月、東京・上野で開催!
スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団 と、米国のサルバドール・ダリ美術館は、ダリの世界2大コレクション、スペインは青年期と晩年の作品が充実、米国はダリが名声を高めた在米時の作品を多く所蔵。両者の合同プロジェクトは世界初。更に交渉段階ではライバルであった、朝日新聞とフジテレビという異色のメディアの組み合わせで実現。青年期から絶筆までの油絵約60点のそろい踏みだそうです。
20世紀美術に強烈な軌跡を残した奇才の回顧展、ダリも好きな私としては、非常に楽しみな企画展です。
展覧会のオフィシャルサポーターが爆笑問題の太田光、ダリに扮して開会式を盛り上げた。9/23
〜1/4 まで。 約半分が日本初公開。
・有名美術館分館ブーム
ルーブル・ポンピドー・エルミタージュなど、世は分館ブーム。そのモデルケースはスペイン・バスクのビルバオ市に誕生した、グッゲンハイム美術館ビルバオ分館と言われる。
その斬新な建築デザインと相まって、”停滞した鉄鋼都市””バスク独立問題”のイメージを吹き飛ばし、人口35万の都市に年間100万人が美術館を目当てに訪れ、その6割が外国人観光客という。「芸術が地域再生のエンジン」になり、「市民が町を誇りに思い始めた心理的効果」も大きいと分析。
・9月、駐スペイン新日本国大使、吉川さんが着任。
・外国人居住者
イギリス166000人、イタリア93000人などEU圏内で、62万人、EU外欧州国で25万人、他でびっくりするのは、ルーマニアの19万人と、コロンビアの21万人で、突出してます。
・スペインの子供のトレンド
今の子供たちは、インターネット、携帯、コンピューターに夢中。
・国家統計局の生活条件調査によると、平均的スペイン家庭像は、
”家族に失業者がなく(48%)、年間収入約24500ユーロ
・スペイン旅行業2001年以来の好景気
大きな要因として、ホテル料金の価格破壊を防いだこと、ドイツ人観光客がカナリア諸島、バレアーレスに戻ってきたこと、イギリス人観光客がコスタデルソル、バレアーレスに戻ってきたこと、スペイン人観光客が国内リゾートに戻ってきたことなどが挙げられるそうです。
・この秋、スペイン各地で、フェスティバル・アジアが開催されてます。
・2006ベストグローバルブランド 総合ランキング100位以内に入った スペイン企業は、ZARAのみでした。 内、51は、米国企業です。 日本企業では、トヨタが7位。
・これまたびっくりのニュース
三味線アーティストの吉田兄弟、ヨーロッパ主要都市に先駆けてスペイン上陸、コンサートを行う。
・スペイン女性は、欧州一長寿 (83歳)
スペイン男性は、欧州三位(76,3歳)
・05年のスペインの一人当たりのGDPは、6%上昇の20,836ユーロで、EU平均の約90%。
・スペインの人から聞きました。日本語から来ている SuDoku と、いうクロスワードパズルのような 数字パズルゲームが大ヒットしているようです。 ”Suji
wa Dokushin ni kagiru" が、簡略化され、ゲーム名として名づけられました。 一冊Get しましたが、 スペインでは、 SuDokus とタイトルが付いており、 因みに一冊1.6ユーロのようです。全頁50ページで、80以上のSudokusが 掲載。
・世界遺産であるカナリア諸島テネリフェの司教館の図書室から出火、木造の建物全焼。
・タバコ税引き上げで値下げ競争にピリオド。
マールボロ高い英国で、1箱7.4ユーロ、スペインは2.75ユーロ。モロッコよりも、0.25ユーロ安い!!
・スペインの経済成長率前年比0.3%増の3.4%、過程の消費は4.4%増、国内需要は5.4%増、雇用は3%を超える成長。
・3月末、スペインで日本の伝統芸能や文化を紹介する「ジャパン・デー」が開催されました。和太鼓、ロックソーラン、能、日舞など披露、100人がスペインを訪れました。
・スペイン、今年は値上げラッシュのようですね。公共交通料金は、3.3%〜6.6%の値上がりです。
・リベラルなスペイン人意識:私も知ってびっくりですが、60%が外国人居住者の選挙権を容認。
・禁煙法ができてから、喫煙・禁煙ゾーンの問い合わせが殺到しているとのことです。
歴史的にスペインは、たばこには、寛容な国でしたから、想像できますね。
・スペインで最も大きな NGOは、カリタス で、年間予算、1億6400万ユーロ、ボランティア62000人、有給職員4200人、会員数20万人 とのこと。
・マクロ経済が好調なスペイン、ただ気になる数字は、先端技術研究などの設備投資額順位で、EU25カ国中、16位だということである。
・中国他アジア繊維製品輸入により、スペインの生産量は11%減。就業人口2万人減。
・マドリード バラハス空港第4ターミナル1月29日落成。
・住宅平均価格上昇率は、前年同期比13.2%とやや低く。
・スペイン中銀が家庭債務がGDPの75%に相当する6512億ユーロに達したと発表。
・スペイン・レティシア王妃が女児出産、レオノールと命名。
・テレフォニカ英携帯電話会社を買収し、市場拡大。EU内で、第4位に。
・新幹線開通で、古都トレド 首都マドリードの通勤圏内に。
・マドリード−トレド 75km、 片道8ユーロ (往復割引あり) 現在トレドの人口8万人。
不動産価格上昇中といえ、まだ1u1500−1800ユーロとマドリードに比べ割安感ありとのこと。
・スペインにおける住民登録の改正点:
一部対象者を除き、2年ごとに更新手続きを行うことが必要になった!
・治安>日本の交番制度導入
プラド美術館、マヨール広場、スペイン広場などの日本人観光客が多く訪れる地区に警察官を配置するに至った結果、またマフィア撲滅によって犯罪件数の35の減少に成功。
また、マドリード市は、ビリャヴェルデに広大な科学技術テーマパークを建設中。
日本からの投資にも期待しているようです。
・バルセロナで寿司職人の募集広告を見た。この分野はいつも需要がありますねー。
2005〜 Topics の幾つか
・身内からのスペイン最新情報では、物価があがりましたねー。治安が良くなった!バールがきれいになった。ファッションが以前に比べお洒落になった など。 食材がまだ安いのが救いか・・・。
・ガス・ナトゥラル社、買収により、世界第3位のガス・電力会社誕生。
・スペイン人のガンの羅患率:男性3人に1人、女性5人に1人
最も多いのは直腸がん、続いて肺がん、乳がん。
・スペインの百貨店コルテ・イングレスグループの年間売り上げは、前年比7・1%増の150億ユーロ。純利益は6.15%増の6億1146万ユーロ。
・人口に占めるコカイン常習者の割合で、スペインは2.6%で米国の2.5%を抜き、世界一位。 これはうれしくない一位ですねー。
・この秋スペインでは、日本・EU市民交流年ということもあり、多彩なイベントが開かれました。
人形浄瑠璃公演、ダンスカンパニー、生け花展、琴と琴唄の公演、因州和紙の公開実演&講習会、などなど。更にマハダオンダ市では日本週間が開催されました。
・スペイン観光産業低迷期から脱出
ネット購入格安航空券の伸びが背景
利用航空会社別乗客数は、
@イベリア AEasyjet(英)格安 BAir Berlin(独)格安 CRyanair (アイルランド)格安 D Condor EMonarch Airlines (英)格安 F Air2000 GSpanair HAir Europa IThomas Cook Airlines
・10月:世界無形文化遺産−人形浄瑠璃文楽スペイン公演
・極楽スペイン/ポルトガルの暮らし方 という本が出版されました。
マドリードを含め、4都市で行われます。
・これからの再生可能エネルギー
風力はかなり進んでいますが、これからは、ソーラー、バイオマス(植物などの生物資源)、バイオガスなどの実用化が待たれます。
・スペイン語を母国語とする人、この地球上に4億人。この言語を統括しているのが、王立スペイン語アカデミー。
・2005は、ドン・キホーテ400周年、カシュティーリャ・ラ・マンチャ州政府は、総延長2500kmの「ドン・キホーテの道」に標識を立て、道しるべに。 ドン・キホーテが思いを寄せた姫の名は、ドルシネア。セルバンテスは、”ドゥルセ(甘美な)”と、”アナ” を足して、ドルシネアという名を小説に捧げたんですね。
・EU 対 中国
これも以前から想定されていたことではありますが、アパレル・靴業界、熾烈な貿易戦争が避けられなくなってきました。スペインでも、大量の中国製品流入で、特に雇用面での影響が出ています。約9%の雇用喪失になっているようです。繊維・アパレルから靴にも飛び火。スペインも靴は欧州の中でもかなりの生産国ですから、対応に苦慮しそうですね。セーフガード・反ダンピング関税の発動も検討中とか。ただ、この問題は、決して欧米だけではなく、アジアですら、問題化する気配ですね。グローバルな解決策が望まれます。
ショコラの起源
フランスのパティシエのお話では、フランスのショコラの起源は、実はスペインとのこと。アステカに始まり、スペイン人がそれをヨーロッパに持ち帰り、スペインのバスク人がフランスのバイヨンヌに持ち込み、後フランスからベルギーなどに拡大していったそうです。
世界のサッカークラブの長者番付
最も収入が多かった順に、 1.マンU 1億7150万ポンド(約340億円) 2.レアルマドリード 1億5630万ポンド 3.ACミラン 1億4720万ポンド 4.チェルシー 5.ユベントス 6.アーセナル 7.バルセロナ 1億1200万ポンド 8.インテル・ミラノ 9.バイエルン・ミュンヘン 10.リバプール
民族楽器 カホン
19世紀アフリカから中南米に渡った黒人たちが、唯一の楽しみとして楽器の代わりに積荷の箱をたたいたのが始まりと言われる、カホン、スペイン語で「箱」という意。中は空洞で側面に空いたりんごの大きさほどの穴から空気が抜け、音色は多彩で、たたく位置によって高低様々な音が出る楽器だ。フラメンコの舞台でもよく見るが、最初見たとき、楽器の上に腰掛けてたたくユニークな打楽器、なんていう名前だろうと思った。一説では巨匠パコ・デ・ルシアがチリを訪れたとき、その音色とリズムに魅了され、演奏に取り入れるようになったのが始まりと聞く。私も大好きな音であり、なくてはならないスパイスと思う。