第10回 Active Aging Forumを聴講して                                 by  Suzuki@お台場


会場:横浜パシフィコ
2006年6月3日















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久しぶりに横浜(父の故郷でもあるので、横浜と聞くだけでうきうきするのはなぜ?)の赤レンガ倉庫を訪れた後、同じ横浜で開催されたフォーラムを拝聴してきました。 私にとりましては、春の恒例イベント化しつつある行事であり、アクティブな中高年の方々が多数参加、会場はほぼ満員御礼でした。
周りの方々は殆ど、私より年長ですが、 ”これから通る道”ですので、自己啓発にもなる刺激的イベントかもしれません。聞いたところ、四国辺りからもわざわざこのためだけにに上京する人がいるらしいとも聞き、さもありなんと思った次第。
思い起こせば、今までも多士多才な方々が、方々がそれぞれの年を彩ってきました。
ジャーナリストの野中ともよさん、一橋の米倉教授、国際コンサルタントのジョージ・フィールズさん、評論家の大宅映子さん、聖路加国際病院名誉院長の日野原先生(90代でいまだに海外出張し、一時間以上の講演もこなす元気印の先生)、プロデューサーの残間里江子さん、田原総一郎さん、作家の桐島洋子さん、建築家の安藤忠男さん、作家の瀬戸内寂聴さん、裏千家第15代家元の千玄室さんなど。
2006年の今年の、基調講演は、現在阪神タイガース・シニアディレクターである星野仙一さん。
その生き方そのものが人々に感動を与え続けていると言われ、次期北京オリンピックの監督かとも目されている星野さん、歯に衣着せぬ発言で時にマスコミの話題をさらっており、最近も、 村上ファンドの村上さんのこと、かなり辛らつに言ったりしてHotな話題になりましたね。 いつもの語り口でジョークを交えながら、テーマは「前へ -これからの青春-」でお話があり、その後に、以前のコラムでも「千の風になって」で紹介されていた作家 新井満氏、加藤タキ氏(彼女の司会進行の巧みさに感服!)、出井伸之氏(ソニー株式会社 最高顧
問)などのパネルディスカッション ( テーマ:青春-Youth-)と、盛りだくさんの一日でした。

今回、アメリカのサミエル ウルマン財団を招いての青春大賞発表セレモニーも間に入ったのですが、招かれたのは、サミエル ウルマンの曾孫である、B. G. Minismanさん(著名な弁護士)で、彼らの前で、新井満さんが自分の作曲した音楽をバックに、サミエル ウルマンの詩を朗読した。もちろん、新井満風自由訳。 印象に強く残りましたので、別の訳で恐縮ですが、参考までに。

原作 サミエル・ウルマン Samuel Ullman
”青春とは” Youth

青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気や、安易を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときはじめて老いる。

歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心
人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり



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第9回 Active Aging Forumを聴講して                                 by  Suzuki@お台場


会場:東京国際フォーラム
2005年5月3日















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会場:東京国際フォーラム
2002年9月10日

基調講演:瀬戸内寂聴氏
「サードエージを生きる」

パネルディスカッション:
「楽しもう!サードエージからムーブメントを」

コーディネーター:野中ともよ

パネリスト>
残間里江子
(プロデューサー)
ジョージ・フィールズ
田原総一郎
米倉誠一郎
(一橋大学教授)
山口峻宏

再度、サードエージフォーラムに参加。今回の出席者は、セレモニーに私が尊敬する兼高かおるさんもおりましたが、表彰のみ。 基調講演は、裏千家第15代家元の千玄室さん、テーマディスカッション「自分のための時間をどのように生きるか」では、モデレーター:加藤タキさん、パネリストは桐島洋子さん(作家)、日野原重明さん(聖路加名誉院長)、それと主宰の山口さん。国際フォーラムAホールの1Fはほぼ満席。 皆さんの関心の高さを計り知ることでできます。表彰式には個人・団体を含め様々な分野において活躍・人生をEnjoyしている方々が壇上に。ふきのとうでは、男性料理教室を行っているなど、NPOの活躍の機会がどんどん増えているなと感じました。思い出せば、桐島さんが言った、”60過ぎて終の人間関係ができる”・・・パーティーなどいろんな機会を通じて人間関係がフィルタりングされ、志を共にする人が残る・・・  というくだりと、
日野原先生の、”人生は間違いが多い、ゆえ、長生きしないと補えない” という言葉がインパクトがありました。3回目の出席ですが、ゲストも変わりますし、4回目が楽しみです。


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日本の人口ピラミッドを思うとき、”高齢者”というワードは避けて通れない。また高齢者なんたらに代わるもう少し洒落たネーミングがないかと以前から考えていた。 更に、自分が思うに、「高齢者」とは、私たちが、行く道だから。 そんな訳で去年に引き続いて、今年も聴講することにした。去年は確か3000人の参加者、今年は応募が8000人あったと聞く。 個人金融資産1400兆円の60%を65歳以上の人が持つということもあるのか、初回の頃は企業の聴講が多かったらしい。 次第にこのフォーラムの趣旨が理解され、また規模の拡大とともに私のように個人参加が増え、会場を見渡しても20代から70代まで世代も多岐に渡るようだ。また 超一流企業を含めスポンサーの数が2倍近くなってなっていたような気がする。 さて、ホールAの大会議場に入りきれず、少し遅れて着いた私は、別室でモニターを介して基調講演を聴く羽目に。 パネルからやっと、本会場に格上げしてもらったものの、休憩時間に多少その辺りのオーガナイズのまずさに、別室組からの非難が殺到したのは、頂けないが、そんなお粗末さを帳消しにするぐらいの濃い内容の講演であった。
フォーラムの印象を記憶に残っている範囲で書いてみる。 パネリストの 残間里江子さんといい、田原総一郎といい、 すごい。 もちろん司会の野中ともよも、話にめりはりがあり、間の取り方はさすが。 さもありなん、元キャスター &上智卒バイリンギャルで現在の肩書きはたくさんありすぎて、うーん、書けない。  総括を、某国首相風に言えば、 ”感動した” という表現も決してオーバーでないかも。 
基調講演の 瀬戸内寂聴さんのスピーチの途中から話を聴いたのですが、 彼女は立ったまま、原稿を見ないで、一時間以上・・・。  去年のメインゲスト 日野原先生(聖路加国際病院理事長 − 確か90歳)も原稿を見ないで1時間半以上。 ((おっと、うちの子がこの世に誕生したのも、聖路加だった。)) 話がおもしろくて寝ている暇なんてありません。この先生が立派で、小生 去年感心しました。 瀬戸内さんは、その先生と最近デートしたそうだ。 二人の年合算して、170 だーっ!   日野原先生は、90過ぎて、海外へ年数回渡航、本を書けばベストセラー、年に何回も講演会で全国を飛び回り・・・ ふーっ!立派過ぎて 我がライフスタイルと比べ 反省することしばし。

フォーラムで、印象に残った言葉を掻い摘んで申し上げると、下記の様。
日野原先生の顔の色・艶の良さの秘訣は 植物性油を毎日スプーン一杯。
加藤シズエさん(加藤タキの母堂)は、毎朝蒸しタオルを顔に。

年を取ったと思う瞬間年を取る。
自分に見切りをつけることは 一番つまらない。
死ぬまで恋をする。 (寂聴)
救急隊に後回しにされるような下着を身につけないよう気をつける。(残間)--会場爆笑
今までの日本は「村の掟は犯してはならない」 の呪縛に囚われてきた。
外国人と女性の活用。 <<そう思います。
最初の会社は重要ではない。 (フィールズ氏)
個の反乱 > 流動性大
自分の中でやってみる (残間)
人生は好きなもの 探し (田原)
3方得

蛇足ながら、田原総一郎 最初の就職先がJTBとは知りませんでした。岩波やテレ東は知ってましたけど。
その協賛企業の一社であるJTBでは、50〜65歳のアクティブな方を、サードエージと呼び、65歳以上のお客を ”熟年”と 捉えていきたいとのこと。
注)フォーラムでは しばしばサードエージという言葉を、あらたに、創りだしたかのようなコメントがあったが、スペインではとうの昔から、”サードエージ”というスペイン語は存在し、且つ使われていた。

最後に このキャンペーンのキャッチコピーは、

 もっと自分自身のために
 楽しみ
 時間を使い
 知識を養い
 お金を活かす

会場から質問があった件でもありますが、このフォーラムは支援企業の全面サポートでできたもので、またゲストの協力も頂いているとの事。主催者は一銭も頂いてないと答えていた。 つまり、社会的価値観と。

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