2005年日本国際博覧会 (愛・地球博)

  いち早く、オープン前の万博を見てきました。 名古屋から、東山線で藤が丘に、そしていざ、話題の”リニモ”に乗り換えて万博会場へと思ったら、 チケット売り場で早くもとんでもない列が・・・。しばし呆然。即、タクシーに切り替え、会場へ。 事前準備の時間不足もあり、お目当てのトヨタグループ館にしろ、冷凍マンモスにしろ、全く見ることができませんでした。 プレとはいえ、人気パビリオンは列ができているしで、結局、ばっちり見ることができたのは、スペインパビリオン、ルーマニア、フランス、アイルランド(ハイ・クロスのレプリカあり)、 シャチハタマークタウン、その左隣の3Dシアター ぐらい。 日本ゾーンで、大地の塔を見た。あれが藤井フミヤ プロデュースだ、と思いつつ、横目で見ながら通り過ぎるのみ。 会場内では、グローバル・トラムという電気式バスが人より遅いスピードで走っていたし、ちらっと、 IMTS(最先端の無人走行交通システム)も見ることができた。 自転車タクシーも結構走っていた。 森林体感ゾーンには、 となりのトトロの、 再現された、サツキとメイの家もあると聞いていたが、時間不足で断念。 食べるところは、各所にあるものの、やはり行列ができているので、選択に注意要。 大阪万博のような目玉がたくさんあるわけでないが、自然との共生や持続可能な社会のあり方を考える!をテーマに、地球環境を意識したこの万博、それはそれなりに意義があるとの印象。
 公式キャラクターのモリゾー と、キッコロ のキャラが可愛く、ぬいぐるみやキーホルダーなどいろいろなところで売られていた。

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これだけは逃すまいと思って、真っ先に来たのが、スペイン・パビリオン。警備の方も、”建物すぐわかりますよ、派手ですから” と コメント。面積2430平方メートル。ザエラの設計で、伝統建築に典型的な”格子模様”を取り入れ、六角形の陶器ブロックを幾何学的に組み合わされたデザイン。
世界に誇る小説ドン・キホーテやフィエスタ(祭り)をテーマにした展示室、レアル・マドリードなどスポーツを紹介するコーナー、伝統料理を楽しめる「タパス・バー」、ブランド「ロエベ」のショップなど。
ここ長久手会場と、瀬戸会場を結ぶゴンドラ、そして エキスポドームが見える。
北・東ゲートから入ると、一番奥にあたる。
日本ゾーン。


スペイン万博にリンクして、60近い文化イベントも予定されています。 会場も、愛知万博会場のみならず、東京、埼玉、大阪、佐渡、宮城、札幌などでも一部催されます。7月25日のスペイン・デイには、私の好きな 「パコ・デ・ルシア」のコンサートもありますし(エキスポ・ドーム)、 7月31日には小松原庸子スペイン舞踊団がスペインパビリオンで、 また カルロス・ヌニェス、トマティート、スペイン国立バレエ団など数多く、来日します。 それ以外に、絵画展、デザイン展、 建築展、 ピカソ陶芸展、ファッションとスペイン文化展、 現代写真展、 ドン・キホーテ関連企画展など、盛りだくさんの年です。

※愛知万博と2台テーマパーク比較
愛知万博(見込み) TDR USJ
建設費用 1350億円 7000億円 2000億円
料金 4600円 5500円 5500円
場内での消費額 4600円 9250円 8000円
うち飲食料金 900円 2000円 1800円
うち物販料金 600円 3250円 2200円
入場者数 1500万人 2547万人 800万人
* 売り上げのうち、飲食2〜6%、グッズは10%「上納金」として万博協会の収入
**スペイン村は、年間約200万人




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