『スペインとカステラのお話』  

カステラの語源は、カスティーリャ地方から・・・
スペインでカステラ発祥の地といわれるカスティーリャ地方は、イベリア半島の中央部に位置する標高600〜700mの高原地帯。カスティーリャという地名は、ラテン語「castellum(城)」の複数形「castella」で城の多い地方という意味に由来。15世紀末にはこの地方を治めるカスティーリャ王国が、アラゴン・カタルーニャ連合王国と結ばれ、近代スペイン成立の基となる。
スペインでカステラのルーツとされているのが「ビスコチョ」 bizcocho
語源はラテン語の”2度焼く”を意味する ビスコクトゥス(bis coctus) に由来。大航海時代の船乗りたちの保存食。

スペイン この頃の料理書
料理、デザート、ビスコチョの作り方
1611年初版。スペイン国王フェリペ3世の「宮廷料理人、マルティネス・モンティチョーリ著。ビスコチョの作り方が8種類出ており、大ベストセラーに。
天王少年使節団の一行は、スペイン・アリカンテ滞在の折、クララ修道院の尼僧が作ったマドレーヌを食べたことが文献に残されている。
長崎に本店を置くmサ屋は1624年、寛永元年の創業。前年の1623年に徳川家光が三代将軍となり、キリシタンの布教禁止を強化。創業時の寛永元年にはスペイン船の来航を禁止して、スペインとの国交を断絶。
カステラの歴史はきわめて古く、紀元前3世紀ごろ、ローマ帝国の穀倉と呼ばれたスペインで作られたと言われている。スペインでは古来慶事に欠かせない菓子とされていますが、このカステラがわが国に伝わったのは、約450年前のこと。ポルトガル船で渡来したフランシスコ会の神父によってもたらされたそうだ。そのため、カステラという名称もスペインの当時の王国、”カスティリア”国に由来すると云われている。 こうして伝来したカステラは、舶来の菓子で、しかも日本人の味覚に合ったため珍重され、豊臣秀吉も肥前の名護屋で南蛮菓子の名手、村上等安に作らさせたという逸話も残っている。 これがいわゆる銘菓「長崎カステラ」となるまでには長い年月を経ている。その間我が国において、日本人の味覚に合うよう独自の発展をし、現在のスペインにあるカステラ(bizcocho)とは、風味も形も、大変異なったものとなった。

文明堂は明治33年に長崎で創業。大正11年東京に進出、大正14年には宮内庁御用達の栄。昭和28年には日本におけるカステラの普及に感謝の意を表した書簡をスペイン大使より寄贈され、昭和56年にはスペイン政府より、 メリトシビル功労十字勲章授与、昭和55年ファン・カルロス国王及びソフィア妃来日時、更に 平成4年、クリスティーナ王女来日時、特選カステラ献上。


※ そういえば、前回の母の日のプレゼントは、 花+カステラという 一風変わったセット。乙でしょ? (^Θ^)
El castella o kasutera (カステラ, ''kasutera''?) es un popular bizcocho japones hecho con azucar, harina, huevo y sirope de almidon, muy comun en los festivales y como comida callejera.

Actualmente una especialidad de Nagasaki, el pastel fue traido por mercaderes portugueses en el siglo XVI. Su nombre procede del portugues pao de Castela, que significa ‘pan de Castilla’. El castella suele venderse en cajas largas, siendo cada pastel de unos 27 cm de largo aproximadamente. Se parece algo a la tarta de Madeira, tambien relacionada con Portugal, pero su pariente mas cercano es el pao-de-lo, tambien un pastel portugues.

Adviertase que existen tipos parecidos de bizcochos llamados de forma similar, como el frances pain d'Espagne, el italiano pan di Spagna y el griego pantespani. Debido a que el reino historico de Castilla abarcaba todo el centro de Espana, estos nombre son casi sinonimos de ‘pan de Castilla’.

En el siglo XVII los portugueses llegaron a Japon, y poco despues empezaron el trabajo comercial y misionero. Nagasaki era el puerto japones abierto al comercio extranjero. Los portugueses introdujeron muchos articulos entonces inusuales, como armas, tabaco, calabazas y el castella. Este pastel podia conservarse durante un largo periodo de tiempo, y era muy util para los marineros que permanecian meses en el mar. En la era Edo, debido en parte al precio del azucar, era un postre caro. Cuando el embajador del emperador japones era invitado, el shogunato Tokugawa le obsequiaba con el castella.[1] Con los anos el sabor cambio para adaptarse a los paladares japoneses.

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