『スペイン情報/スペインニュース/スペイン観光情報』   20129-11月

2012.  9〜11月号
マドリッド国際ジャズ・フェスティバル
2012年11月6日〜12月2日、第29回マドリッド国際ジャズ・フェスティバルが開催されます。
フュージョン・ジャズの大御所、パティ・スミスをはじめとする国際色豊かなゲスト陣に加え、22人のスペイン人アーティストによる46のコンサートが、フェルナン・ゴメス劇場、シルコ・プリセ劇場、コンデ・ドゥケ音楽堂の3か所を中心に開催されます。また、同期間中“クラブ風ジャズ”をテーマに、特別ライブが市内複数のライブハウスで行われる予定です。この秋、マドリッドの夜の街は更に華やぐことでしょう。
http://www.esmadrid.com/es/festivaldejazz

バルセロナ国際ジャズ・フェスティバル
スペインで最も老舗のジャズフェス、バルセロナ国際ジャズ・フェスティバルは今年で第44回目を迎えます。
新作アルバムをリリースしたばかりのブラッド・メルドーやジャズ・サックスの巨匠、82歳のソニー・ロリンズ、常連のチック・コリア、ミシェル・カミロ&トマティートなど、70を超える珠玉のプログラムが連日予定されています。会場はカタルーニャ音楽堂とバルセロナ音楽堂(アウディトリ)です。プログラムは下記ウェブサイトにてご覧頂けます。

開催期間:2012年10月30日〜11月30日
http://www.barcelonajazzfestival.com/

マドリッド 鉄道博物館
スペインの鉄道の歴史を学ぶならマドリッドの鉄道博物館へ。同博物館は1880年に建てられた、デリシアス駅に隣接し、貴重な所蔵品や文書が展示されています。また、季節限定観光列車“イチゴ列車”の運営も行っています。“イチゴ列車”は、1920年代のレトロな蒸気機関車で、料金には、マドリッドからアランフエスへの往復乗車券、イチゴの試食、アランフエス宮殿ガイドツアーが含まれています。

アクセス:近郊線 C1 、C10、地下鉄L3、デリシアス駅
開館日:火〜木曜、日曜 10〜15時/金・土曜 10時〜20時
閉館日:月曜 1月1日、6日、5月1日、12月25日
http://www.museodelferrocarril.org/trendelafresa/principal.asp

憧れの豪華列車アル・アンダルス急行 2013年の新ルート
その豪華さから“走る宮殿”とも呼ばれるアル・アンダルス急行。今年12月まではアンダルシア州の主な観光都市や文化遺産を巡るコースですが、来年3月からは、イベリア半島内陸北部を中心に新ルートの運行が始まる予定です。新ルートは、首都マドリッドを出発し、セゴビア、アビラ、サラマンカ、ブルゴス、アタプエルカ、そして、ワインの銘醸地アロとワイナリー、牛追い祭りで有名なパンプローナ、2008年万博開催地のサラゴサを5泊6日で回る旅。カスティーヤの台地に点在する5か所の世界遺産と、郷土料理にワインが堪能できる贅沢なコースとなっています。
【問合せ】
総代理店 エアーインターナショナルサービス
Email:Ogawa@air-inter.jp
Tel: +81-3-5469-2751/Fax: +81-3-5469-2758
http://www.trenalandalus.com/

テネリフェ島の奇祭「ラス・タブラス・デ・サン・アンドレス」
常春のカナリア諸島、テネリフェ島北西部のワイン名産地、イコッド・デ・ロス・ビノスでは、毎年11月29、30日に 奇祭“ラス・タブラス・デ・サン・アンドレス”が開催されます。スペイン語で板を意味する“タブラス”。11月30日は、タールで滑りやすくした木版に人が乗って、急勾配を猛スピードで滑り降りる、というユニークでスリリングなお祭りで、町の高地から低地にある大工工房まで木版を滑らせて運んだことに由来しています。
期間中は町のワイナリーが一般公開され、新酒が振舞われます。地元の秋の旬、焼き栗や塩漬けの試食も楽しめます。
http://www.tablasdesanandres.net/

バルセロナ市役所 2013年1月よりグエル公園を有料化
グエル公園はバルセロナ市役所が所有しており、観光客にも無料で開放されていました。この度、同市役所は、2013年1月より、観光客が同公園を見学する場合、入場券の事前購入が必須、入場料金は大人5ユーロという案を提出しました。入場券はインターネットで販売され、団体旅行の場合、見学者が入場券を事前購入していなければ、バスの駐車も不可となります。
市の調査によると、グエル公園を訪れる観光客の数は1日平均約25,000人。観光客の増加と共に敷地内設備の劣化が進み、その修繕費を賄う資金源が乏しいため、以前からグエル公園の有料化が検討されていました。
(10月18日付ラ・ヴァングァルディア紙より)
http://www.parkguell.es/es/index.php



バルセロナの走るレストラン“グルメ・バス”
ミシュラン星付きシェフによるフルコースディナーを愉しみながら、バルセロナの代表的な観光名所を巡る、という新しいコンセプトの現地発着バスツアーが話題です。
“グルメ・バス”は高級感溢れるダークグレーの2階建て。1階は厨房と車椅子利用のお客様向けスペース、2階はレストラン形式にゆったりと空間を取った30の座席が設けられています。大きめの窓とガラス張りの天井からはバルセロナの美しい町並みが一望でき、各テーブルには11カ国語対応のタブレット端末も完備されています。主な行程はグラシア通り(バトリョ邸、ミラ邸など)から出発し、サグラダ・ファミリア、凱旋門、オリンピック港、スペイン広場、モンジュイックの丘、ランブラス通りとなります。詳しくは下記URLをご覧下さい。
所要時間:約3時間 
出発時間:17時30分/21時(毎日運行)
料金:95ユーロ
予約・問合せ:+34 902 024 443要事前予約




ガウディの世界を4D映像で!体験型展示室“Gエクスペリエンス”
Gエクスペリエンスは最新の4D映像や、双方向対応型パネルを通して、奇才アントニオ・ガウディの世界に触れる展示スペースです。バルセロナを語る上で欠かせないモデルニスモ建築群を生み出したガウディに興味のある方なら一度は訪れてみたい最先端のスポット。場所はグエル公園のすぐそばです。

開館時間:4/1〜10/31 10時〜20時、11/1〜3/31  10時〜18時(12/24、31は10時〜15時)
休館日:12月25日、1月1日
料金:9ユーロ
問合せ:+34 932 854 440
http://www.gaudiexperience.net/

クエンカ近郊の日帰り観光バスが運行開始
宙吊りの家のある旧市街で有名なクエンカですが、実はその近郊も日帰り旅行が楽しめる自然の宝庫です。9月22日に運行を開始したばかりのクエンカ近郊自然地区を巡る観光バスに乗れば、小村ウニャ、景勝地シウダッド・エンカンターダ、そして、ビヤルバ・デ・ラ・シエラ自然公園に簡単にアクセスできます。ビヤルバ・デ・ラ・シエラ自然公園内では、オプショナルで釣りや乗馬などの体験も出来ます。

発車時刻:10時20分クエンカ・フェルナンド・ソベル駅(AVE)
到着時刻:17時45分頃市内バスターミナル、18時頃クエンカ・フェルナンド・ソベル駅(AVE)
問合せ:Cuenca Welcome Services Viajes
Tel: +34 969 233 95
http://www.busturisticocuenca.es/rutas.php

高速鉄道の乗車券と宿泊がパックになったAVEXPERIENCE
地方色が大変豊かなスペイン。例えば、マドリッドからバルセロナを訪れると、全く違う国に来たような驚きがあります。バレンシアやマラガ、セビーヤにサラゴサなど、訪れてみたい都市を挙げたらきりがありません。そこで活躍するのがスペインの主要都市を結ぶ高速鉄道AVE。例えばバルセロナからマドリッドを最短2時間45分で結んでいます。車窓から雄大な景色を眺めながら快適な列車の旅の果てにたどり着くのは、全く個性の異なる都市。そんな体験をセットで提供しているのがAVEXPERIENCEです。ウェブサイトからはAVEの往復乗車券+宿泊のお得なセットが予約できます。
http://www.avexperience.es/international

マラガのカルメン・ボルネミッサ美術館
クルーズの寄港地としても人気が高まるマラガの新しい観光スポットをご紹介します。去年3月にオープンしたカルメン・ボルネミッサ美術館には、あの美術愛好家ボルネミッサ男爵の夫人である、カルメンさんの個人コレクションが寄贈されています。主に19世紀から20世紀の絵画作品で、スペイン、アンダルシア出身の画家の作品が展示されています。美術館は旧市街近くに位置しているので、散策途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?入口はこじんまりと落ち着いた佇まいですのでお見逃しなく。

開館日時:火〜日10時〜20時
休館日:毎週月曜、12月25日、1月1日
入館料:6ユーロ
http://www.carmenthyssenmalaga.org/es

スペインのワイナリーホテル ベスト10
ホテル比較サイトTrivago.esがユーザーの感想をもとに集計した結果、上位10位にランキングされたワイナリーホテルをご紹介します。

1位 オスペデリーア・ロス・パラへス/バスク州ラグアルディア
2位 マルケス・デ・リスカル/バスク州エルシエゴ
3位 リーズ/バレアレス諸島サンタ・マリア・デル・カミ
4位 フィンカ・ラ・エスタカーダ/カスティーヤ-ラ・マンチャ州タランコン
5位 ビヤ・デ・アバロス/ラ・リオハ州アバロス
6位 アシエンダ・ソリータ・ナチュラル・リザーブ/カスティーヤ・イ・レオン州フェルモセイェ
7位 オテル・デル・ビノ/アラゴン州 カリニェナ
8位 カステル・デ・ヒメネレス/カタルーニャ州 サン・ジャウメ・デルス・ドメニィス
9位 ロス・アランディノス/ラ・リオハ州エントレナ
10位 エウロスターズ・u档」皀魅瓮鵐函Ε皀淵好謄螢。Ε如Ε汽鵝Ε・蹈妊・寇タ・ぢガリシア州レイロ

※写真は2位のマルケス・デ・リスカル


出典:スペイン政観etc.

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