・西安(陝西省) Xian 陝西省の省都。古くは中国古代の諸王朝の都となった長安。人口700万人の大都市で、シルクロードの出発点としても有名で、三蔵法師もここから旅立つ。 中国歴史上で最も重要な時代周、秦、漢、唐など13王朝が西安に都を定め、西安は中華民族の歴史と文化の発祥地として、歴代の皇帝のお墓、仏教史に残る名刹/お寺、古代遺跡など多くのの文化遺産が西安に遺されている。なかでも、世界文化遺産に登録された秦始皇帝陵と兵馬俑坑がある。また、昔から、遣隋使、遣唐使を受け入れ、西安は日本とのかかわりも深く、遣唐留学生阿倍仲麻呂、井真成、吉備真備、弘法大使空海などのゆかり地も現在の西安に遺されている。 ※ 京都市及び奈良市の姉妹都市 ・『世界遺産 兵馬俑』 1987年に世界遺産登録。 兵馬俑は秦俑博物館にある。 農民によって偶然発見された兵馬俑が展示。始皇帝の墓を守るために作られた兵馬の人形。 博物館は1号坑、2号抗、3号抗、秦始皇帝銅車馬陳列館から構成。兵馬俑の兵士の顔は同じものがふたつとなくすべて違う顔をしており、またすべての顔が、敵国が存在した東を向いている。 |