BASQUE     PAIS VASCO (バスク語で EUSKADI)     バスク地方 3県巡り 

 

サン セバスティアンのバールにて知人と。

San Sebastian    (Donostia)   Guipuzcoa 県の県庁所在地

Playa de la Concha  コンチャ 海岸

バスク地方南部、地元では有名なレストランとのこと。

 

独特の文化と風俗を持つと言われる バスク。

紀元前210年、ピレネー山脈の東端からイベリアに侵入したローマの文献は、バスクの人たちを、Vasconesの名で呼び、その住地を、Vasconiaと呼んだ。

ピレネー山脈の両端、フランス・スペインにまたがって存在する小言語、バスク語は、古今に渡って周囲の言語、つまり印欧諸語とは本質的に異なる、孤立言語であるということにかつて興味を持った覚えがある。

バスク人と聞くと、よく耳にする姓に、例えば Goikoechea があるが、goikoは、形容詞で ”高い”、eche は、”家”、-aは、接尾的な定冠詞とのことである。

日本史上、いわゆる南蛮時代、渡来して布教をした有名な、フランシスコ・ザビエル (Xavier) <スペイン語読みでは ハビエル)の名も、元はバスク語の、 Eche-berri  (berriは、”新しい”の意) の訛りだそうである。

今でもバスク語と言えば、すぐ思い出す文章は、

Nafaroa Euskadi da.  (ナバーラ は、 バスク だ。)

話題は変わって、バスクの印象は、雨多く、緑多く、人々は、勤勉、そして誇り高い。

ピレネーの麓、自然に恵まれた、バスク、 一度足を運んでみたらいかが?

 

 

(Madrid, near Palace Hotel)


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