2005  May 写真撮影  500年の時空を超えて! 帆船ビクトリア号!!

東京ビッグサイトそばの埠頭(ゆりかもめ国際展示場駅から徒歩3分)に、樫と松でできた漆黒の船体がスペイン国旗をなびかせて浮かんでいる。お台場に係留すればPR効果は断然違うと感じたが、それはさておいて、大航海時代に初めて世界一周をしたマゼラン船団の帆船ビクトリア号(全長25.9m、最大幅6.72m、排水量170t)だ。500年ぶりの復元で、船内にいたスペイン人スタッフと話したら、セビリアから大西洋・太平洋を横断して日本までなんと、7ヶ月の船旅、更にこの帆船、世界でたった一隻しかない復元船とわかった。当時は正確な海図もないだろうし、食糧備蓄問題、クルーの医療問題など、どのように対処したんでしょう? 東京に停泊している船を見ながら、遠い昔に思いをめぐらしてしまいました。 歴史に名を残したビクトリア号の未知なる世界へのチャレンジ、現代に生きる我々もこの気概だけは持ち続けたいものですね。
今回の乗組員は、16名だが、500年前は、この狭い空間に48名もいたと聞いた。しかしながら、3年間の航海を経て生き残ってスペインへ帰国したのは、たった18人。世界一周航海を果たした最初の人物になったわけです。
帆船ビクトリア号、東京港を2005年5月26日発ち(帆をなびかせて海原を走る凛々しい姿見たかったなー!)、その後名古屋港、大阪港に停泊し、インド洋・地中海を経由してセビリアに2006年帰港。
歴史的好奇心から、2回も見に行ってしまいました! 下は、2日にまたがって撮った写真です。








 

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