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| ■スペイン 情報 ＆ 観光 ニュースレター (2005 4月号） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
愛知万博スペインパビリオン 先月3月25日にオープンした愛知万博「愛・地球博」に外国パビリオンとしては最初に参加表明をしたスペインパビリオンをご紹介いたします。 「人生の“わざ”と知恵を分かち合う」をテーマに掲げるスペインパビリオンは、フランス、ドイツ、イタリア等が集まる地中海エリアのグローバル・コモン３に位置します。中でも、赤、黄、黒の六角形の穴のあいた陶器ブロックを幾何学的に組み合わせて作り上げられたスペインパビリオンは、非常に存在感ある外観となっています。最大許容面積の２，４３０㎡を有するスペインパビリオンの設計を担当したのは、横浜港大さん橋国際客船ターミナルのデザインを担当したスペイン人建築家アレハンドロ・サエラ氏。スペイン文化の根源、イスラム・ユダヤ・キリスト教の異文化共存と融合をコンセプトにしています。
内部の構造はスペインの大聖堂をモチーフとして設計されています。中心となる「プラザ」の周囲には大聖堂の礼拝室にあたる場所に五つの展示室が設けられており、現代スペインを代表する芸術、音楽、グルメ、スポーツ、科学をテーマ別に展示してあります。 「ドン・キホーテの世界」 パビリオンの中でも特に目を引くスペースがここ「ドン・キホーテの世界」です。ここでは一見煩雑に置かれた本のオブジェに囲まれ、数ヶ国語に翻訳されたドン・キホーテの解説を聞くことができます。また、小窓を覗くとダリをはじめとする複数の作者によるドン・キホーテの挿絵が映し出されています。様々な視覚・音響効果により、来場者をセルバンテス文学の世界へと導いてくれます。
「現代のヒーローたち」 スペインスポーツ界のエリート達の功績を称えるスペースで、各競技のナショナルチーム、公式団体やクラブチームの協力を得て獲得トロフィーやメダルその他記念品等が展示されています。中でも特に目を引くのが、ここ最近日本でも話題のサッカーチーム、レアル・マドリッドやＦＣバルセロナの優勝カップです。また、ロナウジーニョのサイン入りユニフォームなども展示されています。
「フィエスタ」 スペインには数多くの祭りがありますが、ここは主な祭りを映像で紹介するスペースとなっています。数ある祭りのほんの一部ではありますが、｢パンプローナの牛追い祭り｣、｢ロシオの巡礼祭｣、｢サラゴサのピラール祭り｣、カタルーニャ地方の祭りでよく見られる｢人間の塔｣を紹介しています。 その他のスペース「イノベーション」、「実り豊かな大地」、「タパスバー」、「ショップ」でも現代スペインを様々な角度から紹介しています。また、メインスペースとなる「プラザ」は、１６の大型スクリーンで囲まれたドーム型になっており、各種イベントが開催されます。「プラザ」の一角では当スペイン政府観光局のインフォメーションデスクを設けております。是非、この機会に日本へやってきた「スペイン」を訪れてみてはいかがでしょうか、きっと新しい発見があるはずです。 愛知万博スペインパビリオンにて開催されるイベントスケジュールの一部をご紹介いたします。 万博開催期間中スペインの１７の自治州が、それぞれの自治州のプロモーション週間を設けています。内容は各自治州それぞれ異なりますので、詳細については直接お問い合わせいただくか、ホームページでご覧下さい。 愛知万博スペインパビリオンホームページ： http://www.expoaichi2005.com
（上記の日程はあくまで予定ですので、直前に再度ご確認下さい。）
最新ニュース マドリッド：空港から市内までのシャトルバスの発着所変更 バラハス空港とマドリッド市内を結ぶ空港シャトルバスの市内ターミナルが、今までのコロン広場からアベニダ・デ・アメリカ・バスターミナルに変更されました。マドリッド市内北東部にあるアベニダ・デ・アメリカ・バスターミナルは、地下鉄駅アベニダ・デ・アメリカ（４番線、６番線、７番線、９番線）と直結しています。 グラナダ：２００６年、アルハンブラ宮殿の「ライオンの中庭」の修復工事開始 ２００６年「ライオンの中庭」にある１１体のライオン像が修復のため撤去されることになりました。期間は２００６年から２年間の予定。期間中、レプリカなどが置かれる予定はありませんが、中庭の見学は可能です。中央の噴水は、その場で修復作業が行われることになっています。 |
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