スペイン最新ニュース 2005 May

リオハ : 91番目のパラドール オープン

リオハ州の巡礼街道沿いに位置するサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダに2つ目のパラドールとなる、ベルナルド・デ・フレスネダがオープンしました。ワインの産地として有名なリオハ州のパラドールはこれを含め3ヶ所となります。(カラオラ、サント・ドミンゴ・デ・カルサーダ)

この建物は1595年にベルナルド・デ・フレスネダ(サラゴサの大司教)の要請で、フアン・デ・エレーラによって再建築されたサン・フランシスコ修道院を改修してホテルにしたもの。カテゴリーは三ツ星で、敷地内には教会、博物館が併設されています。覆いのあるパティオ(中庭)はイベント会場としても利用できます(246人収容)。 部屋数 本館52室、新館15室

PARADOR “BERNARDO DE FRESNEDA”

Santo Domingo de la Calzada

Plaza de San Francisco, 1  26250 Santo Domingo de la Calzada, La Rioja

Tel.: +34-941-34-1150  FAX: +34-941-34-0696

E-Mail: bernardodefresneda@parador.es

v   バルセロナ : FCバルセロナサッカー博物館

今シーズン見事「優勝」を果たしたFCバルセロナのホームスタジアムに併設された博物館の年間入場者数は約132万人に達し、過去5年間のうちバルセロナで最も観光客を集めた観光スポットの一つとなっています。そのうちの約半数は外国人観光客が占めています。

博物館はクラブ歴史紹介、アートギャラリー(ダリやミロなどの作品も展示)、世界一ともいわれるサッカーグッズのプライベートコレクション、そして期間展示室と大きく四つに分けられています。更に、フィールドからチームのロッカールームやベンチ、礼拝堂、プレスルームまで足を踏み入れることができるガイド付きツアーも人気です。世界のトップクラスのサッカースタジアム、『カンプ・ノウ』(10万人収容)はバルセロナの見逃せない観光スポットです。

 開館時間       月曜〜土曜:10:00〜18:30、日曜・祝日:10:00〜14:00 

                      1月1日、1月6日、12月25日閉館

 料金              大人:   6ユーロ / 博物館見学+ガイド付きツアー9.90ユーロ

                      子供(13歳まで)・シルバー・学生: 4.50ユーロ 

 インフォメーション&予約  TEL.: +34-93-496-3608  FAX: +34-93-496-3779

                            URL: http://www.fcbarcelona.com  E-MAIL: museo@club.fcbarcelona.com

v     マラガ : マラガ・ピカソ美術館にて「ピカソと闘牛」展 開催中

「闘牛」に情熱を注いでいたピカソ。オープン一周年を迎えたこの美術館では、世界各地の美術館やプライベートコレクションから集められた、ピカソの「闘牛」をテーマにした作品(彫刻、デッサン、絵画など)約60点を展示する特別展が開催されています。
期間    2005年4月1日〜7月3日
   http://www.museopicassomalaga.org  

v     マドリッド : 究極のデザインホテル オープン

ホテル・プエルタ・アメリカ(マドリッド)

マドリッド市北東部に5月にオープンした五ツ星ホテルで、斬新なデザインが目を引くこの建物はマドリッドの新しいランドマーク的存在。なんとこのホテルの建築にはジャン・ヌーベル (汐留、電通本社建築)、磯崎 新、ノーマン・フォスター (お茶の水、センチュリータワー建築)、ハビエル・マリスカル(バルセロナオリンピックのマスコット“コビー”のデザイナー)、ロン・アラッドらをはじめとする世界のトップクラスの建築家、デザイナー総勢18人が携わっています。12階建てフロア毎に担当した建築家が異なるため、それぞれの階はその建築家またはデザイナーの名前が付けられています。総部屋数342室、マドリッド・バラハス空港から約5キロに位置し、市内へのアクセスも便利です。

HOTEL PUERTA AMERICA

住所: Juan Rizi, 5  28027 MADRID

TEL.: +34-91-743-8300  FAX: +34-91-743-8301

URL: http://www.hotelpuertamerica.com

 

v     エル・トボソ : ドゥルシネア生家博物館 リニューアルオープン

ドン・キホーテ刊行400周年の今年、エル・トボソ村にある『ドン・キホーテ』でおなじみの“ドゥルシネア”(キホーテの想い姫) の生家博物館が数ヶ月にわたる改修工事を終えて、5月10日リニューアルオープンしました。16世紀の典型的なラ・マンチャ地方の家屋風に造られた建物は、1967年「ドゥルシネア生家博物館」として開館しました。当時の赴きある家具や調度品が展示されています。

 開館時間         火曜〜金曜:9:45〜14:00 & 16:00〜18:45 日曜 10:00〜14:00

 住所                 C/ Don Quijote, 1   El Toboso   TEL.: +34-925-19-7288

 

v     グラナダ : 第54回グラナダ国際舞踏音楽祭

恒例のグラナダ国際舞踏音楽祭が6月25日〜7月10日、アルハンブラ宮殿やサクロモンテの丘などグラナダ市内各所で開催されます。今年は『ドン・キホーテ』刊行400周年を記念した演目も多数組み込まれています。主な出演は、スペイン国立バレエ団、ロンドン交響楽団、ラファエル・アマルゴ、マリア・パヘス舞踊団で、クラシック音楽、ミュージカル、ピアノ、フラメンコとジャンルも多彩です。

 期日                  2005年6月25日〜7月10日

 会場                  グラナダ市内(アルハンブラ宮殿内カルロス五世宮殿、アラヤネスの中庭、

ヘネラリフェ庭園、サクロモンテの丘、アルバイシン地区など)

 詳細                  www.granadafestival.org

 

v     マドリッド : マドリッドの日本語ホームページ登場

先日マドリッド市は、日本人観光客増加・投資促進を目的とした『プラン・ハポン』と呼ばれるジャパン・プロジェクトを発表し、その一環として、マドリッド市役所はホームページの日本語訳を立ち上げました。また、現在進められている活動には、日本語版パンフレット作製やバラハス空港での日本語案内、さらに日本人観光客の安全強化対策などが盛り込まれています。

 URL               www.esmadrid.com 


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