『スペイン観光とスペイン情報』   2009 6
(内容)
−《新型インフルエンザ: スペインの状況》
−《イビサ島のパラドール建設に着手》
−《バルセロナ空港(El Prat)の新ターミナル T-1》
−《豪華観光列車がレストランに!『アル・アンダルス・エクスプレッソ』》
−《2009年 マドリッド/バルセロナのタクシー料金》
−《第30回FITUR国際観光見本市》
−《季節限定 『いちご列車』 2009》
−《プレロマネスク様式のレイレ修道院、ホテルとレストランも完備》


《 新型インフルエンザ:スペインの状況 》
スペイン保健社会政策省によると、5月18日現在、スペインの感染者数(累計)は103名ですが、入院患者はおらず、全員が軽い症状で快方に向かっているとのことです。尚、主な国際空港では、メキシコやアメリカ線の到着にあわせ、医療スタッフの立会いや問診票の配布を行なっていますが、そのほか街中や観光地は通常と変わりありません。
*************************************************************************

《 イビサ島のパラドール建設に着手 》
93軒がスペイン全土に点在し、年々その規模を大きくしている国営ホテルチェーン 『パラドール』。今年新たに 修復工事が始まったのが、バレアレス諸島のイビサ島。イビサ旧市街地の高台にある古城が修復され、数年後には地中海に浮かぶバレアレス諸島初のパラドールが誕生します。 パラドール公式サイト www.parador.es
*************************************************************************

《 バルセロナ空港(El Prat)の新ターミナルT-1》
2009年6月16日(火)からオペレーション開始 バルセロナ空港プロジェクトの一環として手がけられてきた新ターミナルT-1が、いよいよ来月16日に始動すると発表されました。今現在 稼動しているバルセロナ空港には横並びのターミナルビル(T-A,T-B,T-C)がありますが、今後これら3つはT-2と総称されます。新滑走路を備えるT-1は、既存のT-2とは離れた場所に新しく建設されました。 現段階でスペイン空港局(AENA)からの発表はされていませんが、エアーヨーロッパ(UX)を含むSky Team、Star Alliance、One World メンバーの航空各社およびローコスト航空会社のVueling-ClickairがT-1を利用する予定です。 今年に入り、バルセロナ空港では、希望者を対象にT−1での 試験的搭乗手続きを行っており、オペレーションの準備は整っているものの、オープン後数日間は多少の混乱も予想されますのでご注意下さい。尚、今後T-1への地下鉄やスペイン 国鉄近郊線(Cercanias)の路線延長が予定されていますが、当面の交通手段は空港シャトルおよびタクシーに限定されます(ターミナル間は巡回バス運行予定)。 スペイン空港局 www.aena.es (英語有り) *************************************************************************

《 豪華観光列車がレストランに! 『アル・アンダルス・エクスプレッソ』》
残念ながら今年も運休が決定した豪華観光列車 『アル・アンダルス・エクスプレッソ』ですが、今回は同車両を使って開業したレストランを ご紹介します。場所は、グラナダ郊外(約10km西)のラス・ガビアス(Las Gabias)という町。メニューには、アンダルシアの伝統料理や世界の料理が並びます。鉄道ファンならずとも、訪れたいレストランの一つです。 【 『アル・アンダルス・エクスプレッソ』の車両の歴史 】 イギリスのメトロポリタン社製造(1929年)のWR3395型。イギリス王室の王室列車として造られ、フランスの北部からコート・ダジュールの区間を運行。その後1941年にスペイン国鉄に購入され、アル・アンダルス・エクスプレッソ社が創設されると1984年まで国内路線の豪華夜行寝台列車として運行。2005年、車両をグラナダに留め置き、ラス・ガビアスの町にレストランが誕生。 『Restaurante Al Andalus Expreso』 住所: Ctra. de La Malaha, Km.5.5 18110 Las Gabias (Granada) アクセス:グラナダからタクシーで約15分(約20.)。 URL: www.alandalus-expreso.com (英語・西語) 予約: TEL +34.958.582.665 または E-mail:reservas@alandalus-expreso.com
*************************************************************************

《 2009年 マドリッド/バルセロナのタクシー料金 》
マドリード www.munimadrid.es 月〜金 土日祝 日中 夜間 日中 夜間 初乗り 2.05. 2.20. 2.05. 3.10. その後1km毎 0.98 . / 1.15. 1.15. / 1.17. 1.15. / 1.17. 1.15. / 1.17. 追加料金 5.50. マドリッド空港での乗降 2.95. バスターミナルや鉄道駅のタクシー乗り場での乗車 2.95. 国際会議場IFEMAでの乗降 6.70. クリスマスイヴと大晦日の22:00〜翌06:00 備考 ・ 時間帯 日中(06:00〜22:00)、夜間(22:00〜06:00) ・ 万が一、通常時速以下での走行の場合、料金体系は異なります(例:18.10./1時間) バルセロナ www.taxibarcelona.cat 月〜金の日中 月〜金の夜間 土日祝の終日 初乗り 2.00. 2.00. その後1km毎 0.86. 1.10. 待機時間1時間毎 18.60. 18.80. 追加料金 3.10. バルセロナ空港での乗降 2.10. 船着場での乗降 2.10. 見本市会場Fira Barcelonaでの乗降 2.10. サンツ駅からの乗車 1.00. 荷物1個あたり 2.00. 金・土・日曜・祝日の00:00〜06:00 3.10. 6/23〜24、12/24〜25、12/31〜1/1の20:00〜08:00 6.70. クリスマスイヴと大晦日の22:00〜翌06:00 備考 ・ 時間帯 日中(08:00〜20:00)、夜間(20:00〜08:00) ・ 空港からの乗車に限り、追加料金を含んだ支払額は、最低でも20.とする *************************************************************************

《 第30回FITUR国際観光見本市》
2010年1月20日〜24日開催決定 世界屈指の観光立国スペイン。毎年1月には、その首都マドリッドに世界中から多くの業界関係者が集結する、世界最大級の国際観光見本市 FITURが開催されます。FITURはITBベルリンに次ぐ見本市で、5日間に渡って催されます。また、FITURの前2日間に渡って開かれる FITUR CONGRESOSは、コングレスやインセンティブに特化する観光業界関係者の商談の場となっています。 世界経済が低迷するなか、会場であるIFEMA見本市会場とFITURは、2010年の出展者への援助策を取り入れることで合意し、出展スペースの料金の据え置きや、ウェブサイトからの各種予約申込みに対する割引などが検討されています。

《 季節限定 『いちご列車』 2009》
世界遺産アランフエスへ風情ある蒸気機関車で向かう、日帰り観光列車 主に5月〜10月の土・日曜に運行され、7月・8月の運行予定はありません。また、今年から、マドリッドの 発着駅がデリシアス駅(Estacion de Delicias)に変更されましたのでご注意下さい。 運行日程 5月09, 10, 16, 17, 23, 24, 31日 6月06, 13, 14, 20, 21, 27, 28日 9月19, 20, 26, 27日 10月03, 04, 10, 11, 17, 18, 24, 25, 31日 11月01日 出発・到着時間 往路:マドリッド鉄道博物館(10:00)→アランフエス駅(11:00) 復路:アランフエス駅(18:25)→マドリッド鉄道博物館(19:20) 集合場所 鉄道博物館 (Museo de Ferrocarril)前 住所:Paseo de las Delicias, 61 URL: www.museodelferrocarril.org 料金 大人 26ユーロ / 小人(4〜12歳未満) 18ユーロ ※4歳未満でお座席利用の場合は小人料金が必要 ※マドリッド-アランフエス往復専用列車チケット、列車内での苺の試食、 アランフエス駅から歴史的地区への移動バス、アランフエス宮殿のガイド付観光、 船舶博物館の見学、が含まれます 予約・購入 日本:プレステージ・ジャパン TEL:03-5226-3225 www.prestige-jpn.co.jp スペイン:スペイン国鉄RENFEチケット窓口
*************************************************************************

《 プレロマネスク様式のレイレ修道院、ホテルとレストランも完備 》
ナバーラ州イェサにある修道院 パンプローナから約50km、フランシスコ・ザビエルの生誕地であるハビエルの町の近くの静かな山中に、プレロマネスク様式のレイレ修道院(Monasterio de Leyre)があります。15人以上のグループであれば年間を 通して修道院の見学が可能で(要予約)、2つ星ホテルHotel Hospederia de Leyre(全32部屋、20人以上のグループは特別料金有り)と、地元の食材を使った料理を楽しめるレストランが併設しています。修道院内の 教会ではグレゴリオ聖歌を聴けるミサも行なわれます。 2009年開館時間 夏期 (3 〜10月) 月〜金 10:15〜14:00/15:30〜19:00 土日 10:15〜14:00/16:00〜19:00 見学時間 (要予約) 冬期 (11〜2月) 月〜金 10:15〜14:00/15:30〜18:00 土日 10:15〜14:00/16:00〜18:30 入場料 大人: 2.30? 小人(6〜12歳):0.6? 25人以上のグループ:2? グレゴリオ聖歌のミサ 月〜金 09:00、19:00 / 土日 12:00、19:00 修道院・ホテル・レストランURL www.monasteriodeleyre.com (西語) 予約コンタクト hotel@monasteriodeleyre.com TEL: +34.948.884.150

Home    |    Spain Menu