西班牙市場 <西班牙レストラン>
異次元のスペインレストラン
今週、むか〜しから、知っているオーナー・シェフを訪ねるため、埼玉川越(新橋から一時間強)まで行ってきた。西班牙市場というレストランである。到着時、オーナーは、駐車場で、せっせと、モザイクタイルで、店内ディスプレー用の装飾を作っていた。かつて、バルセロナに寄る度、ガウディの建築が好きな私は、毎回ガウディの建造物をなにがしか見るのが楽しみであったが、まさしく、グエル公園(TVのCMにもよく使われる)の光景を思い起こさせるに充分であった。
ある雑誌のコピーには、”サグラダ・ファミリアが店内にそびえ立つパエリャの鬼才が造った万華鏡のごとき異空間”と表されている。
内装は、ガウディの曲線美にもヒントを得ながら、色使いや空気感でスペインを表現したというとおり、モザイクタイルひとつとっても、人に任させられない、”巧”のこだわりを 感じた。 自ら設計し、7年もの歳月をかけて築き上げたのもうなづける。
中に入ってまず感じたのは、スペインのバレンシアオレンジで有名なバレンシアの市場の雰囲気そのもの、しかし、デコレーションは、これでもかといわんばかりの荘厳さに 圧倒されてしまう。もともと、アンティークも好き、タイルも好き、ステンドグラスも好き、おまけにガウディも好きですから、食の前の目の保養になったこと!! 目が肥えたところで、シェリー酒、チョリソー、生ハム、マッシュルームを賞味させて頂きました。
簡単な履歴は下記のとおり。
1982
スペイン。ヘレス・デラ・フロンテラで日本人で初めてペネシアドールの称号を授与。
1987 スペイン・パレンシアの料理コンテストで外国人初の特別賞授与。
1990〜1992 スペイン・パレンシアのパエリヤコンテスト国際部門で3年連続優勝
1992/9/9
スペインセビリア万博で外国人で唯一ペネシアドールの記念演技。
1994/3/19 直径15m
のスペインオムレツを横浜ランドマークタワーにて調理世界新記録樹立。
2000 ミレニアム世界大会で、国際部門優勝。
当初、フランスに修行に行き、オーナー曰く、嫌気がさしてその後スペインへ移ると、温かく接してくれる人々に出会い、食事は楽しくなきゃいけないと痛感したそうである。 陽気な明るさに癒され、それ以来のご縁のようである。
駐車場35台、席数220、日本で最も大きなスペインレストランでしょう。 郊外型でありながら、昼間は結構忙しいらしく、満席の時は壮観らしい。なぜか火曜・木曜・日曜の夜も混むことが多いとの談。
写真1.レストラン エントランス
写真2.オーナーから預いた店内写真
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西班牙市場
〒350−1105
埼玉県川越市今成4−11−4 Tel:049−241−3535
JR西川越駅から、歩いて7分ぐらい
県道川越日高線沿い 最寄のインター: 関越自動車道 川越インター 営業時間:11:30〜23:30 休日:月曜日